私たちはHydroBeetleです。

身のまわりの空気から水を集めるバックパックを、4人でつくっています。プロジェクトは、2025年7月に東京大学で始まりました。

始まりは、水を運ぶことから。

緑の畑の横、小屋の屋根の下に止められた青い小型の電動運搬車。ホースのついた大きな青い水バケツを2つ積んでいる。
東京郊外の研究圃場まで、運搬車で運んだ水(2024年)。
ゲルの内部。オレンジ色の木製の屋根骨組み、中央にストーブ、奥に立つ3人。
モンゴルのゲルの中(2024年)。
P1:小型ファンを取り付けた段ボール製の筐体。机の上、白い家電の横に置かれている。
最初の試作機P1(2025年9月)。
P5:白いスタンドに立つ縦型の試作機。オレンジ色のパネル、黒いファン、背の高いフィン付きヒートシンクを備える。
5台目の試作機P5。
設計段階のHydroBeetleのバックパック。背負って使う硬いケースを、開いた状態で示している。
  1. 緑の畑の横、小屋の屋根の下に止められた青い小型の電動運搬車。ホースのついた大きな青い水バケツを2つ積んでいる。
    東京郊外の研究圃場まで、運搬車で運んだ水(2024年)。

    2024年の夏

    水を運びました。

    東京郊外の研究圃場は、雨の少ない夏でした。私たちはバケツと運搬車で、毎日、4時間かけて水を運びました。重く、暑く、骨の折れる作業でした。

  2. ゲルの内部。オレンジ色の木製の屋根骨組み、中央にストーブ、奥に立つ3人。
    モンゴルのゲルの中(2024年)。

    同じ年

    すべての水を運び込む家庭に出会いました。

    モンゴルで出会った家庭は、使う水をすべて外から運び込んでいました。シャワーは週に一度。飲む水の量にも気を配っていました。

  3. P1:小型ファンを取り付けた段ボール製の筐体。机の上、白い家電の横に置かれている。
    最初の試作機P1(2025年9月)。

    2025年7月

    一つの問いを立てました。

    その水の一部を、空気から得られないか。それを確かめるために、東京大学でHydroBeetleを始めました。最初の試作は、段ボール箱と小さなファンでした。

  4. P5:白いスタンドに立つ縦型の試作機。オレンジ色のパネル、黒いファン、背の高いフィン付きヒートシンクを備える。
    5台目の試作機P5。

    2025年9月から

    5台の試作機、5つの学び。

    どの試作機も、前の試作機でわかった問題を一つ直しています。5台目は、実験台の上で、ふつうの室内の空気から水を取り出します。

    5台の試作機を見る
  5. 設計段階のHydroBeetleのバックパック。背負って使う硬いケースを、開いた状態で示している。

    次は

    バックパック全体。

    すべてを、背負える一つのケースに収めます。そのあと、空気を管理できる環境で試験し、それから屋外へ出ます。

大切にしている考えと、そこから決めたこと。

  1. 水は、水道管に頼らなくていい。

    だから、身のまわりの空気から集めます。

  2. 背負うものは、その重さに見合うこと。

    だから、どの試作機も、重さと電力に対してどれだけ水をつくれるかで評価します。

  3. 答えは、先に自然が出している。

    だから、集水パネルは、霧を飲む甲虫に学んでいます。

  4. つくる前に、聞く。

    だから、何を持っていくかを37人に尋ねました。これからも聞き続けます。

  5. わからないことは、わからないと言う。

    だから、このサイトには結果ではなく目標を載せています。水は、誰かが飲む前に検査機関で調べます。

いまの到達点を、数字で。

37人が答えてくれたこと

水道や電気のない場所で丸一日過ごしたとき、最も困ったことは何でしたか?

  • 荷物の重さ 18
  • トイレと衛生 15
  • 天候 15
  • 疲労 7
  • 道に迷うこと 6
  • 靴と服装 5
  • 飲み水 4
  • 食べ物 1
複数回答可。37人から71件の回答。

明日、水道が止まったら、自宅の備蓄はどのくらいもちますか?

  • 1日未満 5
  • 1〜2日 12
  • 3〜6日 11
  • 7日以上 1
29件の回答。

1番目は荷物の重さ、飲み水は8項目中7番目でした。水は数日間の移動で特に重い荷物の一つで、多くの人が念のため多めに持つと考えています。

4人のメンバー。

  • Rina Fukunagaのポートレート 金融

    Rina Fukunaga

    Co-Founder

    戦略と資金調達を担い、海外でHydroBeetleを代表しています。

    Bank of America 株式アナリスト。東京大学大学院 修士(農学)。

  • Syahmi J. Supremのポートレート 作物学

    Syahmi J. Suprem

    Co-Founder

    事業開発を担い、制御システムをつくっています。

    東京大学大学院 博士課程(作物学)。文部科学省(MEXT)国費留学生。

  • Sunjae Jangのポートレート 昆虫学

    Sunjae Jang

    Product Researcher and Developer

    P1からP5まで、すべての試作機を自分の手でつくりました。

    東京大学大学院 博士課程(応用昆虫学)。

  • Iván Felipe Velasco Medinaのポートレート 熱工学

    Iván Felipe Velasco Medina

    Product Researcher and Developer

    装置が熱を逃がす仕組みを設計しています。

    東京大学大学院 博士課程(機械工学)。

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熱と冷却、材料、水質検査、ものづくりに詳しい方からのご連絡をお待ちしています。

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